Ići vs Dolaziti – ボスニア語で「行く」と「来る」

ボスニア語を学ぶ際に、行くという意味のićiと、来るという意味のdolazitiの使い方に混乱することがあるかもしれません。日本語の行く来るも同様に、動作の方向性を示す重要な動詞です。この記事では、これらの動詞がどのように使われるのか、具体的な例文を交えて詳しく解説します。

ići(行く)

ićiは、ある地点から他の地点へ移動することを意味します。日本語の行くと同じように使われます。たとえば、「学校に行く」「友達の家に行く」といった場合です。以下にいくつかの例文を挙げます。

1. Idem u školu.(私は学校に行く。)
2. Idemo na plažu.(私たちはビーチに行く。)
3. Hoćeš li ići sa mnom?(私と一緒に行く?)

このように、ićiは目的地への移動を示します。

時制の使い方

ićiの時制には、現在形、過去形、未来形があります。以下にそれぞれの時制の使い方を示します。

現在形
– Ja idem(私は行く)
– Ti ideš(君は行く)
– On/Ona/Ono ide(彼/彼女/それは行く)
– Mi idemo(私たちは行く)
– Vi idete(あなたたちは行く)
– Oni/One/Ona idu(彼ら/彼女ら/それらは行く)

過去形
– Ja sam išao/išla(私は行った)
– Ti si išao/išla(君は行った)
– On/Ona/Ono je išao/išla/išlo(彼/彼女/それは行った)
– Mi smo išli/išle(私たちは行った)
– Vi ste išli/išle(あなたたちは行った)
– Oni/One/Ona su išli/išle/išla(彼ら/彼女ら/それらは行った)

未来形
– Ja ću ići(私は行くだろう)
– Ti ćeš ići(君は行くだろう)
– On/Ona/Ono će ići(彼/彼女/それは行くだろう)
– Mi ćemo ići(私たちは行くだろう)
– Vi ćete ići(あなたたちは行くだろう)
– Oni/One/Ona će ići(彼ら/彼女ら/それらは行くだろう)

dolaziti(来る)

dolazitiは、ある地点に向かって移動することを意味します。日本語の来ると同じように使われます。たとえば、「家に来る」「パーティーに来る」といった場合です。以下にいくつかの例文を挙げます。

1. Dolazim kući.(私は家に来る。)
2. Dolazimo na zabavu.(私たちはパーティーに来る。)
3. Kada ćeš dolaziti?(いつ来るの?)

このように、dolazitiは目的地に向かう移動を示します。

時制の使い方

dolazitiの時制には、現在形、過去形、未来形があります。以下にそれぞれの時制の使い方を示します。

現在形
– Ja dolazim(私は来る)
– Ti dolaziš(君は来る)
– On/Ona/Ono dolazi(彼/彼女/それは来る)
– Mi dolazimo(私たちは来る)
– Vi dolazite(あなたたちは来る)
– Oni/One/Ona dolaze(彼ら/彼女ら/それらは来る)

過去形
– Ja sam dolazio/dolazila(私は来た)
– Ti si dolazio/dolazila(君は来た)
– On/Ona/Ono je dolazio/dolazila/dolazilo(彼/彼女/それは来た)
– Mi smo dolazili/dolazile(私たちは来た)
– Vi ste dolazili/dolazile(あなたたちは来た)
– Oni/One/Ona su dolazili/dolazile/dolazila(彼ら/彼女ら/それらは来た)

未来形
– Ja ću dolaziti(私は来るだろう)
– Ti ćeš dolaziti(君は来るだろう)
– On/Ona/Ono će dolaziti(彼/彼女/それは来るだろう)
– Mi ćemo dolaziti(私たちは来るだろう)
– Vi ćete dolaziti(あなたたちは来るだろう)
– Oni/One/Ona će dolaziti(彼ら/彼女ら/それらは来るだろう)

ićiとdolazitiの使い分け

ićidolazitiの使い分けは、話者の視点や動作の方向性によって決まります。以下に、具体的な状況をいくつか示します。

1. 友達の家に行く場合:
– Ja idem kod prijatelja.(私は友達の家に行く。)

2. 友達が家に来る場合:
– Prijatelj dolazi kod mene.(友達が私の家に来る。)

3. 学校に行く場合:
Idem u školu.(私は学校に行く。)

4. 学校から来る場合:
– Dolazim iz škole.(私は学校から来る。)

このように、ićiは目的地へ向かう移動を示し、dolazitiは話者の位置に向かってくる移動を示します。

前置詞の使い方

ićidolazitiの使用には、前置詞も重要な役割を果たします。以下にいくつかの前置詞の使い方を示します。

ićiの場合:
– u(〜へ):Idem u školu.(私は学校へ行く。)
– na(〜へ):Idem na zabavu.(私はパーティーへ行く。)
– kod(〜のところへ):Idem kod prijatelja.(私は友達のところへ行く。)

dolazitiの場合:
– u(〜に):Dolazim u školu.(私は学校に来る。)
– na(〜に):Dolazim na zabavu.(私はパーティーに来る。)
– kod(〜のところに):Dolazim kod prijatelja.(私は友達のところに来る。)

まとめ

ボスニア語のićidolazitiは、日本語の行く来ると同様に、動作の方向性を示す重要な動詞です。ićiは目的地へ向かう移動を示し、dolazitiは話者の位置に向かってくる移動を示します。これらの動詞の使い方を理解することで、ボスニア語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。例文や時制の使い方を参考にして、実際の会話で活用してみてください。

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