クロアチア語のイディオムは、その国の文化や歴史を深く理解するための鍵です。これらの表現は、言語学習者にとって言語の微妙なニュアンスを学ぶ絶好の機会となります。クロアチアの伝統的なイディオムを学ぶことで、クロアチア人の考え方や感じ方をよりよく理解できるでしょう。この記事では、いくつかの代表的なクロアチアのイディオムを紹介し、それぞれの意味と使い方を説明します。
1. Preliti čašu
Preliti čašu は直訳すると「コップを溢れさせる」という意味です。これは、日本語で言う「堪忍袋の緒が切れる」や「限界を超える」という表現に相当します。特定の状況や行動が人の我慢の限界を超える時に使います。
Njegovo ponašanje je konačno prelilo čašu.
2. Baciti oko na nešto
Baciti oko na nešto は直訳すると「何かに目を投げる」という意味です。これは「目をつける」や「注目する」という意味で使われます。ある物や人に興味を持ち、注目することを表します。
Bacio je oko na novu knjigu u knjižari.
3. Pasti s Marsa
Pasti s Marsa は直訳すると「火星から落ちる」という意味です。これは「突然現れる」や「突拍子もない行動をする」という意味で使われます。まるで別の世界から来たような奇妙な行動や発言をする人を指します。
Ponašaš se kao da si pao s Marsa.
4. Imati putra na glavi
Imati putra na glavi は直訳すると「頭にバターを持っている」という意味です。これは「後ろめたいことがある」や「隠し事がある」という意味で使われます。何か悪いことをしておきながら、それを隠そうとする人を指します。
On ima putra na glavi, zato što je lagao svima.
5. Hodati po jajima
Hodati po jajima は直訳すると「卵の上を歩く」という意味です。これは「慎重に行動する」や「注意深く扱う」という意味で使われます。非常にデリケートな状況で、細心の注意を払って行動する必要がある場合に使います。
U ovoj situaciji moramo hodati po jajima.
6. Skakati s teme na temu
Skakati s teme na temu は直訳すると「話題から話題へ跳ぶ」という意味です。これは「話が飛び跳ねる」や「話題があちこちに飛ぶ」という意味で使われます。話をしている途中で次々と別の話題に移る人を指します。
On stalno skače s teme na temu.
7. Piti kao smuk
Piti kao smuk は直訳すると「蛇のように飲む」という意味です。これは「大量に飲む」や「飲みすぎる」という意味で使われます。特にアルコールを大量に摂取する人を指します。
On pije kao smuk svaki vikend.
8. Držati fige
Držati fige は直訳すると「指を交差させる」という意味です。これは「幸運を祈る」や「成功を祈る」という意味で使われます。何かがうまくいくことを願う時に使います。
Držim ti fige za ispit.
9. Imati petlju
Imati petlju は直訳すると「腸を持つ」という意味です。これは「勇気がある」や「大胆である」という意味で使われます。困難な状況に立ち向かう勇気を持つ人を指します。
On ima petlju reći istinu.
10. Uvijek biti na oprezu
Uvijek biti na oprezu は直訳すると「常に注意を払う」という意味です。これは「警戒を怠らない」や「常に用心する」という意味で使われます。危険や問題を避けるために常に注意深く行動することを表します。
Uvijek moramo biti na oprezu u nepoznatim situacijama.
11. Vuk dlaku mijenja, ćud nikada
Vuk dlaku mijenja, ćud nikada は直訳すると「狼は毛を変えるが、性格を変えない」という意味です。これは「人は簡単には変わらない」という意味で使われます。外見は変わっても本質は変わらないということを表します。
Iako se promijenio, vuk dlaku mijenja, ćud nikada.
12. Pasti u nesvijest
Pasti u nesvijest は直訳すると「意識を失う」という意味です。これは「気絶する」や「驚きのあまり意識を失う」という意味で使われます。非常に驚くような出来事に直面した時に使います。
Kada je vidio račun, pao je u nesvijest.
13. Imati šuplje ruke
Imati šuplje ruke は直訳すると「手が空っぽ」という意味です。これは「無一文である」や「お金がない」という意味で使われます。常にお金がない状態にある人を指します。
Uvijek ima šuplje ruke i traži posudbu.
14. Brat po mlijeku
Brat po mlijeku は直訳すると「ミルクの兄弟」という意味です。これは「乳兄弟」や「非常に親しい友人」という意味で使われます。血縁関係はないが非常に親しい間柄の人を指します。
On je moj brat po mlijeku, poznajemo se od djetinjstva.
15. Biti na sedmom nebu
Biti na sedmom nebu は直訳すると「第七の天にいる」という意味です。これは「非常に幸せである」や「絶頂にいる」という意味で使われます。非常に幸せな状態や成功の頂点にいることを表します。
Kada je dobio posao iz snova, bio je na sedmom nebu.
クロアチア語のイディオムは、その国の文化と密接に結びついており、言語学習者にとって非常に興味深いものです。これらの表現を学ぶことで、クロアチア語の理解が深まり、より自然な会話ができるようになるでしょう。是非、これらのイディオムを日常の会話に取り入れてみてください。