アラビア語の時間の基本構造
アラビア語で時間を表現する際には、まず数字の理解が不可欠です。アラビア語の数字は独自の形を持ち、読み方も日本語や英語とは異なります。さらに、アラビア語は右から左に書くため、数字の配置にも注意が必要です。
アラビア語の数字の読み方
アラビア語の数字(1〜12)は以下の通りです。
- 1 – واحد (ワーヒド)
- 2 – اثنان (イスナーン)
- 3 – ثلاثة (サラーサ)
- 4 – أربعة (アルバア)
- 5 – خمسة (フムサ)
- 6 – ستة (サッタ)
- 7 – سبعة (サバア)
- 8 – ثمانية (サマーニヤ)
- 9 – تسعة (ティスア)
- 10 – عشرة (アシュラ)
- 11 – إحدى عشر (イフダアアシャル)
- 12 – اثنا عشر (イスナアアシャル)
これらの数字を正確に覚えることは、時間の言い方を理解する第一歩です。
アラビア語での時刻の基本的な言い方
アラビア語での時間の表現は、「時」(ساعة / サア) と「分」(دقيقة / ダキカ) を組み合わせて使います。基本的な時刻の言い方は以下の通りです。
- 〇時ちょうど: الساعة + 数字
例) الساعة الثالثة (アッサアトゥルサーリサ) = 3時ちょうど - 〇時〇分: الساعة + 数字(時) + و + دقيقة + 数字(分)
例) الساعة الثالثة و خمس دقائق (アッサアトゥルサーリサ ワ 5 ダカイカ) = 3時5分
「و」は「と」「および」という意味で、時と分を繋ぐ役割を持ちます。
午前・午後の表現方法
アラビア語では12時間制が一般的ですが、午前・午後の区別を明確にするために以下の表現を使います。
- صباحًا (サバーハン) – 午前
- مساءً (マサーアン) – 午後
例) الساعة الثالثة صباحًا (アッサアトゥルサーリサ サバーハン) = 午前3時
الساعة الخامسة مساءً (アッサアトゥルハーミサ マサーアン) = 午後5時
このように、時間の後に「صباحًا」や「مساءً」を付けることで午前午後の区別ができます。
「〇分前」「〇分後」の表現
アラビア語では時間の前後を表現するために以下の表現を使います。
- 〇分前: قبل + 数字 + دقيقة
例) قبل خمس دقائق (カブル フムス ダカイカ) = 5分前 - 〇分後: بعد + 数字 + دقيقة
例) بعد عشر دقائق (バアダ アシュル ダカイカ) = 10分後
時間の感覚を伝える際に欠かせない表現なので、しっかりと覚えましょう。
特殊な時間表現と慣用句
アラビア語には日本語と同様に特別な時間表現や慣用句が存在します。以下はその一例です。
- نصف (ニスフ) – 「半」
例) الساعة الثالثة والنصف (アッサアトゥルサーリサ ワ ニスフ) = 3時半 - ربع (ルバア) – 「4分の1」=15分
例) الساعة الرابعة والربع (アッサアトゥルラービア ワルルバア) = 4時15分 - ثلث (サルス) – 「3分の1」=20分
例) الساعة الخامسة والثُلث (アッサアトゥルハーミサ ワッサルス) = 5時20分
これらの表現は日常会話でよく使われるため、使いこなせるようにしましょう。
アラビア語の時間表現を学ぶための効果的な方法
時間の言い方は単に単語を覚えるだけでなく、実際の会話で使いこなすことが重要です。Talkpalのようなオンライン言語学習プラットフォームは、次のような利点があります。
- ネイティブスピーカーとの会話練習ができる
- 発音やイントネーションをリアルタイムで修正可能
- 時間表現を含む実用的なフレーズを学べる
- 柔軟なスケジュールで学習が続けやすい
こうしたサービスを活用することで、アラビア語の時間表現を効率よく習得できます。
まとめ:アラビア語での時間の言い方をマスターしよう
アラビア語で時間を表現するには、数字の読み方から始まり、時刻の基本的な表現、午前・午後の区別、分前・分後の表現、そして特殊な時間表現を理解する必要があります。これらを体系的に学ぶことで、日常会話やビジネスシーンで自信を持って時間を伝えられるようになります。Talkpalのような実践的な学習ツールを活用しながら、継続的に練習を重ねていくことが上達の近道です。ぜひ今日からアラビア語の時間の言い方に挑戦してみてください。