スロベニア語の基本的な時間の言い方
スロベニア語で時間を表現する際には、まず「時間」と「分」の言い方を理解することが大切です。時間の表現は日本語と異なり、独特の言い回しが多いため、基礎をしっかり押さえましょう。
数字の読み方と基本単語
時間を言う際に必要な基本的な数字の読み方は以下の通りです。
- 1 – ena
- 2 – dve
- 3 – tri
- 4 – štiri
- 5 – pet
- 6 – šest
- 7 – sedem
- 8 – osem
- 9 – devet
- 10 – deset
- 15 – petnajst
- 30 – trideset
- 45 – štirideset
- 60 – šestdeset
また、時間を表す単語は以下の通りです。
- ura(ウラ)- 時間(時)
- minuta(ミヌタ)- 分
- pol(ポル)- 半(30分)
- četrt(チェルト)- 15分(四半期)
「時」の言い方
スロベニア語では「~時」は「ura」を使い、数字に続けて表現します。
例:
- 1時:ena ura
- 2時:dve uri(複数形で「uri」)
- 3時:tri ure
注意点として、1時は単数形の「ura」を使い、2時以降は複数形の「ure」や「uri」が使われることがあります。地域や文脈により変わることがあるため、会話の中で慣れていくことが重要です。
「分」の言い方
分を表すときは「minuta」を使い、数字と組み合わせて言います。例えば、
- 5分:pet minut
- 10分:deset minut
- 15分:petnajst minut
「minut」は分の複数形で、1分は「ena minuta」です。
スロベニア語での時間の伝え方の基本パターン
スロベニア語では、時間を表現するときにいくつかの基本的なパターンがあります。日本語の「~時~分」とは少し異なる表現方法を理解すると、より自然に話せるようになります。
1. 「~時~分」の基本表現
最もシンプルな言い方は「~時」と「~分」を順番に言う方法です。
例:
- 3時10分:tri ure deset minut
- 7時25分:sedem ur petindvajset minut
この形は公式な場や正確な時間を伝えたいときに使われます。
2. 「~時半」の表現(pol)
スロベニア語では「半」は「pol」を使い、「pol ure」の直訳は「30分」ですが、時間を言う場合は「pol + 次の時間の数字」で表現します。つまり、「7時半」は「pol osmih」となります。
例:
- 7時半:pol osmih
- 2時半:pol tretje
ここで注意すべきは、「pol + 次の時間の属格形」を使う点です。属格形は数字によって変わります。
3. 「15分前」「15分過ぎ」の表現(četrt)
15分を表す「četrt」は、15分前や15分過ぎの時間を言う際に使われます。
- 15分過ぎ(~時15分):četrt čez + 時間の属格形
- 15分前(~時45分):četrt do + 次の時間の属格形
例:
- 3時15分:četrt čez tri
- 3時45分:četrt do štirih
「čez」は「過ぎる」、「do」は「まで」を意味します。
スロベニア語の時間表現の応用例と会話例
実際の会話で使われる時間の表現を理解し、練習することでスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。以下に、応用例と会話例を紹介します。
応用例:24時間制と12時間制
スロベニアでは、公式な場面や交通機関の時刻表などでは24時間制が一般的ですが、日常会話では12時間制もよく使われます。12時間制を使う場合は、午前・午後を明確にしたい時に「dopoldne(午前)」「popoldne(午後)」を付け加えます。
例:
- 午前9時:9.00 dopoldne
- 午後3時:3.00 popoldne
会話例
会話1:約束の時間を決める
A: Kdaj se dobiva?(いつ会う?)
B: Ob petih popoldne.(午後5時に。)
A: V redu, se vidiva ob petih.(わかった、5時に会おう。)
会話2:時間を尋ねる
A: Koliko je ura?(今何時ですか?)
B: Pol četrte.(3時半です。)
A: Hvala!(ありがとう!)
時間の前置詞と属格形の重要性
スロベニア語の時間表現では、前置詞「čez(過ぎ)」や「do(まで)」を用いる際に、後に続く名詞が属格形になる点がポイントです。属格形は数字や名詞の形によって変化するため、正確な使い方を覚えることが不可欠です。
属格形の例
- ena(1)→ ene
- dve(2)→ dveh
- tri(3)→ treh
- štiri(4)→ štirih
- pet(5)→ petih
例えば、「pol osmih(7時半)」の「osmih」は「osem(8)」の属格形です。
スロベニア語の時間表現をマスターするための学習方法
スロベニア語で時間の言い方を自然に身につけるには、以下の学習方法がおすすめです。
- Talkpalでの実践会話:実際のネイティブスピーカーと会話しながら、時間の表現を繰り返し練習できます。
- フラッシュカードの活用:数字や時間表現の単語を覚えるために、フラッシュカードを使うと効果的です。
- 映画やドラマでの聴解練習:スロベニア語の映画やドラマを観て、時間の表現がどのように使われているかを学びましょう。
- 日常生活での実践:スロベニア語で時間を言う練習を習慣化し、例えば時計を見たときに声に出して表現してみることが大切です。
まとめ
スロベニア語での時間の言い方は、数字の読み方、前置詞の使い方、そして属格形の理解が鍵となります。基本的な「~時~分」の表現から、「半」や「15分前後」の特殊な言い回しまで幅広く学ぶことで、日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションが格段にスムーズになります。Talkpalのような言語学習プラットフォームを活用し、実際の会話を通じて繰り返し練習することが上達への近道です。時間の表現をマスターし、スロベニア語学習をさらに楽しんでください。