ポルトガル語での時間の基本的な表現
ポルトガル語で時間を伝える際には、まず「時」を表す言葉と「分」を表す言葉を理解することが重要です。
基本の単語
- Hora(オーラ):時間(時)を意味します。
- Minuto(ミヌート):分を意味します。
- Segundo(セグンド):秒を意味しますが、日常会話ではあまり使われません。
「~時」を言う基本形
ポルトガル語で「~時」を言う場合、「É + 時間 + hora(s)」の形を使います。
- É uma hora.(1時です。)
- São duas horas.(2時です。)
- São três horas.(3時です。)
ポイントとして、1時の場合は単数形の「hora」を使い、2時以上は複数形の「horas」を使います。
時間の分の表現方法
時間の「分」を表す際の基本的な表現方法を理解することが、正確な時間伝達には欠かせません。
~時~分の言い方
「~時~分」を表現するには、「São + 時間 + horas + e + 分 + minutos」という形が基本です。
例:
- São duas horas e quinze minutos.(2時15分です。)
- São quatro horas e quarenta minutos.(4時40分です。)
日常会話では、「minutos(分)」を省略しても意味が通じることが多いです。
15分、30分、45分の表現
15分や30分などの特定の分数は、特別な表現があります。
- Quinze(キンゼ) / Um quarto(ウン・クアルト):15分(1/4)
- Trinta(トリンタ) / Meia(メイア):30分(半分)
- Quarenta e cinco(クアレンタ・イ・シンコ) / Três quartos(トレス・クアルトス):45分(3/4)
例文:
- São três e um quarto.(3時15分です。)
- São cinco e meia.(5時30分です。)
- São sete menos quinze.(7時15分前=6時45分です。)
「~前」を使った表現
ポルトガル語では「menos(メノス)」を使って「~分前」を表現します。これは英語の「to」を使った表現に似ています。
例:
- São dez menos cinco.(10時5分前=9時55分です。)
- São oito menos vinte.(8時20分前=7時40分です。)
この表現は口語でよく使われ、自然な会話に役立ちます。
24時間制と12時間制の使い分け
ポルトガル語圏では、国や地域によって24時間制と12時間制の使い分けが異なります。
12時間制(AM/PM)の表現
ブラジルやポルトガルでは、日常会話で12時間制が一般的に使われます。この場合、午前と午後を区別するために以下の表現を付け加えます。
- da manhã:午前
- da tarde:午後(おおよそ12時から18時まで)
- da noite:夜(18時以降)
例:
- São três da manhã.(午前3時です。)
- São duas da tarde.(午後2時です。)
- São oito da noite.(午後8時です。)
24時間制の表現
公式文書や鉄道の時刻表、軍事用語などでは24時間制が使われます。この場合は「hora(s)」だけで表現し、AM/PMの区別はしません。
例:
- 14 horas(14時=午後2時)
- 22 horas(22時=午後10時)
日常会話で24時間制が使われることは少ないですが、時刻表やニュースなどでよく見られます。
時間に関連する便利なフレーズと表現
時間の言い方をマスターしたら、次は実際に使える表現を覚えてコミュニケーションをスムーズにしましょう。
よく使われる時間表現
- Que horas são?(ケ・オラス・サン?):「今何時ですか?」
- Está na hora de…(エスタ・ナ・オーラ・ジ):「~する時間だ」
- De manhã(ジ・マニャン):午前中
- À tarde(ア・タルジ):午後
- À noite(ア・ノイチ):夜
- Agora(アゴラ):今
- Mais tarde(マイス・タルジ):後で、のちほど
- Em ponto(エン・ポント):「ちょうど~時」
例文
- Que horas são? – São sete e meia.(今何時ですか?-7時30分です。)
- A reunião começa às nove em ponto.(会議は9時ちょうどに始まります。)
- Vamos nos encontrar mais tarde.(後で会いましょう。)
まとめ:ポルトガル語の時間表現を効果的に学ぶ方法
ポルトガル語で時間の言い方を習得するためには、基礎単語の理解から始め、分単位の表現や24時間制・12時間制の違いを把握することが重要です。さらに、日常会話でよく使われるフレーズを繰り返し練習することで、自然に使いこなせるようになります。Talkpalのようなオンライン言語学習プラットフォームを活用すれば、ネイティブスピーカーとの会話練習を通じて、実践的な時間表現を身につけることが可能です。定期的に学習を継続し、実際のシチュエーションで使うことで、確実に上達できます。
ぜひこの記事を参考に、ポルトガル語の時間表現をマスターし、より豊かなコミュニケーションを楽しんでください。