タイ語の時間の基本構造
タイ語で時間を表現する際の基本的な構造を理解することが、正確に時間を伝える第一歩です。タイ語の時間表現は、時(ชั่วโมง)、分(นาที)、秒(วินาที)という単位を使い、日本語と似た形で表されますが、語順や言い回しに特徴があります。
タイ語の時間単位
- ชั่วโมง (chûa-mohng) – 時間(hour)
- นาที (naa-thii) – 分(minute)
- วินาที (wi-naa-thii) – 秒(second)
例えば、「3時15分」は「สามโมงสิบห้านาที(saam mohng sip haa naa-thii)」となります。ただし、タイ語の時間の表現は、時間帯によって独自の言い方があるため、その点も押さえておく必要があります。
タイ語での「何時?」の聞き方
まず、時間を尋ねる基本的なフレーズを覚えましょう。日常会話でよく使われる表現は以下の通りです。
- กี่โมง (gìi mohng)? – 何時ですか?
- ตอนนี้กี่โมงแล้ว (dton-níi gìi mohng láew)? – 今何時ですか?
「กี่โมง」は直訳すると「何時の時?」という意味で、主に「何時?」と時間を尋ねる際に使います。相手に具体的な時間を尋ねるときに便利な表現です。
タイ語の時間帯別の言い方
タイ語の時間表現で最も特徴的なのは、時間帯によって使われる単語が異なる点です。日本語でいう午前・午後に加え、タイ語では朝・昼・夕方・夜で表現が変わります。
午前の時間帯(深夜~正午)
- 深夜0時~6時:ใช้คำว่า “ตี (dtii)” เช่น ตีหนึ่ง (1時)、ตีสอง (2時)
- 午前6時~11時:ใช้คำว่า “โมงเช้า (mohng cháo)” เช่น หกโมงเช้า (6時)、สิบโมงเช้า (10時)
- 正午12時:ใช้คำว่า “เที่ยง (thîang)” เช่น เที่ยง (12時)
例文:
ตีสาม (dtii saam) = 午前3時
เจ็ดโมงเช้า (jèt mohng cháo) = 午前7時
午後の時間帯(正午~深夜)
- 午後1時~3時:ใช้คำว่า “บ่ายโมง (bàai mohng)” เช่น บ่ายโมง (13時)、บ่ายสองโมง (14時)
- 午後4時~5時:ใช้คำว่า “เย็น (yen)” เช่น สี่โมงเย็น (16時)、ห้าโมงเย็น (17時)
- 午後6時~11時:ใช้คำว่า “ทุ่ม (thûm)” เช่น หกทุ่ม (18時)、สิบเอ็ดทุ่ม (23時)
例文:
บ่ายโมง (bàai mohng) = 午後1時
หกโมงเย็น (hòk mohng yen) = 午後4時
タイ語での分と秒の言い方
時間の後に分や秒を加える場合は、以下の単語を使います。
- นาที (naa-thii) – 分
- วินาที (wi-naa-thii) – 秒
分や秒は数字の後に続けて言います。例えば、「3時20分」は「สามโมงยี่สิบห้านาที(saam mohng yii-sip naa-thii)」となります。
秒を使う場合は、普通の日常会話ではあまり使われませんが、正確な時間を伝えたい場合やスポーツのタイム計測などで使われます。
24時間制のタイ語表現
タイでは公式な場面や鉄道・航空の時刻表などで24時間制がよく使われます。24時間制の言い方は日本語と似ていますが、単位を明確に言うことが多いです。
- 時間を数字でそのまま言い、後に นาฬิกา (naa-lí-gaa) を付ける。例:18時は “สิบแปดนาฬิกา (sip bpàet naa-lí-gaa)”
- 分や秒も続けて言う場合は、数字+นาที+数字+วินาทีの順で表現。
24時間制の表現は、ビジネスや公式な場面で正確な時間を伝える際に不可欠です。
日常会話でよく使われる時間表現と例文
タイ語で時間を話す際に便利なフレーズや例文を紹介します。
- ตอนนี้กี่โมงแล้ว? (dton-níi gìi mohng láew?) – 今何時ですか?
- ตอนนี้เจ็ดโมงครึ่ง (dton-níi jèt mohng krûeng) – 今は7時30分です。
- ฉันจะไปตอนสามทุ่ม (chăn jà bpai dton săam thûm) – 私は午後9時に行きます。
- นัดเจอกันตอนสิบโมงเช้า (nát jooe gan dton sìp mohng cháo) – 午前10時に会いましょう。
- กี่นาทีแล้ว? (gìi naa-thii láew?) – 何分経ちましたか?
これらのフレーズを覚えて、実際の会話で使うことで、タイ語の時間表現に慣れていきましょう。
タイ語の時間の言い方を効果的に学ぶ方法
タイ語の時間表現は独特ですが、正しい学習法で効率的に身につけることが可能です。以下の方法をおすすめします。
- Talkpalなどの言語学習アプリを活用する
実際のネイティブとの会話練習ができ、時間表現を自然に身につけられます。 - フラッシュカードで数字と時間帯の単語を覚える
視覚的に覚えることで記憶が定着しやすくなります。 - 日常生活で時間をタイ語で表現する習慣をつける
例えば、時計を見てタイ語で時間を言う練習をするなど。 - タイドラマや映画を観て、実際の使い方を学ぶ
リアルな会話の中で時間表現を聞くことで理解が深まります。
まとめ
タイ語での時間の言い方は、時間帯ごとの表現や24時間制の使い方など、日本語と異なる点が多いですが、基礎を押さえれば理解しやすくなります。日常生活や旅行、ビジネスで役立つタイ語の時間表現をマスターし、よりスムーズなコミュニケーションを目指しましょう。Talkpalのような実践的な言語学習ツールを利用して、ネイティブとの会話を通じて自然なタイ語の時間表現を身につけることが、上達への近道です。