ウェールズ語の時間表現の基礎
時間を表す基本的な単語やフレーズを理解することは、ウェールズ語の学習において重要な第一歩です。英語と比較して独特の構造を持つため、基礎をしっかり押さえましょう。
時間に関連する基本単語
- awr(アウル)- 時間(hour)
- munud(ミヌッド)- 分(minute)
- eiliad(アイリアド)- 秒(second)
- bore(ボレ)- 朝(morning)
- prynhawn(プリンハウン)- 午後(afternoon)
- nos(ノス)- 夜(night)
- hanner(ハンネル)- 半分(half)
- chwarter(クウォルター)- 4分の1(quarter)
数字の読み方
時間を表す際には数字の理解も不可欠です。1から12までの基本的な数字を覚えましょう。
- un (1)
- dau / dwy (2) ※男性名詞・女性名詞により異なる
- tri / tair (3)
- pedwar / pedair (4)
- pump (5)
- chwech (6)
- saith (7)
- wyth (8)
- naw (9)
- deg (10)
- un deg un (11)
- un deg dau (12)
ウェールズ語での時間の言い方の基本パターン
ウェールズ語には、時間を表現する際に特有の文法構造と表現方法があります。ここでは、よく使われるパターンを紹介します。
1. 正時の言い方
英語の “It is three o’clock” にあたる表現は、以下のようになります。
- Mae hi’n dri o’r gloch.
(マイ ヒン ドリ オル グロッホ)=「3時です」
ポイント:
Mae hi’n
は「それは~である」という現在形の表現dri
は「3」を意味する女性形の数字(時刻は女性名詞なので女性形を使用)o’r gloch
は「ちょうど」の意
2. 半時(30分)の言い方
30分の表現は「hanner」(半分)を使います。
- Mae hi’n hanner pedwar.
(マイ ヒン ハンネル ペドゥル)=「3時半です」
注意点:
- 英語の3時半は「half past three」ですが、ウェールズ語では「半分の4」と表現します。
3. 15分(クウォーター)の言い方
15分は「chwarter」を使い、4分の1を意味します。
- Mae hi’n chwarter wedi pedwar.
(マイ ヒン クウォルター ウェディ ペドゥル)=「4時15分です」 - Mae hi’n chwarter i bedwar.
(マイ ヒン クウォルター イ ベドゥル)=「3時45分です」
解説:
wedi
は「~過ぎ」を意味し、15分過ぎの場合に使うi
は「~前」を意味し、45分(15分前の時間)を表現
分単位での時間表現の詳細
15分や30分以外の細かい分数も表現可能です。以下のポイントを押さえましょう。
分の言い方の基本構造
「~分過ぎ」「~分前」の表現は以下のようになります。
- Mae hi’n [分数] wedi [次の時刻の数字].
~分過ぎの表現 - Mae hi’n [分数] i [次の時刻の数字].
~分前の表現
例文
- Mae hi’n pum munud wedi tri.
(マイ ヒン ピム ミヌッド ウェディ トリ)=「3時5分です」 - Mae hi’n deugain i chwech.
(マイ ヒン デイガイン イ フウェイチ)=「6時40分です」
分数の数字例
- pum munud(5分)
- deg munud(10分)
- pymtheg munud(15分)
- ugain munud(20分)
- deugain munud(40分)
午前・午後の時間表現
ウェールズ語では午前・午後の区別も日常会話で使います。英語と同様に表現を覚えましょう。
午前(AM)の言い方
- bore(朝)
- 例:Mae hi’n pedwar o’r gloch y bore.
(マイ ヒン ペドゥル オル グロッホ ウ ボレ)=「午前4時です」
午後(PM)の言い方
- prynhawn(午後)
- nos(夜)
- 例:Mae hi’n un o’r gloch y prynhawn.
(マイ ヒン ウン オル グロッホ ウ プリンハウン)=「午後1時です」
ウェールズ語での24時間制と12時間制の使い分け
公式な場面では24時間制が用いられることもありますが、日常会話では12時間制が主流です。Talkpalなどの言語学習ツールで、どちらの表現も練習すると実践力が高まります。
24時間制の例
- 14:30 → Mae hi’n hanner dau ar ddeg (午後2時半)
12時間制の例
- 2:30 PM → Mae hi’n hanner dau yn y prynhawn
ウェールズ語で時間を尋ねる・答える表現
時間を尋ねるフレーズ
- Faint o’r gloch ydy hi?
(ファイント オル グロッホ ウディ ヒ)=「今何時ですか?」 - Pa bryd ydy’r bws yn dod?
(パ ブリド ウディル ブス ウン ドッド)=「バスは何時に来ますか?」
時間を答える例
- Mae hi’n tri o’r gloch.
(マイ ヒン ドリ オル グロッホ)=「3時です」 - Mae hi’n chwarter wedi pedwar.
(マイ ヒン クウォルター ウェディ ペドゥル)=「4時15分です」
ウェールズ語学習に役立つツール:Talkpalの活用法
ウェールズ語のようなマイナー言語の学習には、実践的な会話練習と豊富な教材が不可欠です。Talkpalは、ネイティブスピーカーとのチャットや発音練習ができるプラットフォームとして、効果的に言語能力を向上させることが可能です。
- リアルタイムの会話練習で時間表現を自然に習得
- 多様なレベルに対応した教材とクイズで理解を深める
- 発音チェック機能で正確な時間の言い方を身につける
- いつでもどこでも学習可能なモバイル対応
まとめ:ウェールズ語での時間の言い方をマスターしよう
ウェールズ語の時間表現は、独自の数詞の使い方や「~分過ぎ」「~分前」という表現が特徴的です。正時、半時、クウォーター、細かい分数の言い方を理解し、午前・午後の表現や質問・回答フレーズを習得することで、日常会話の幅が大きく広がります。Talkpalなどのオンラインツールを活用し、実践的な学習を続けることで、ウェールズ語での時間表現を自然に使いこなせるようになるでしょう。