英語での時間の基本的な言い方
英語で時間を伝える際の基本は、「時」と「分」を正しく理解し、適切な表現を使うことです。日本語と異なり、英語では「12時間制」と「24時間制」があり、日常会話では特に12時間制が主流です。
12時間制の時間の言い方
12時間制は午前(AM)と午後(PM)に分けて時間を表現します。基本的な表現は以下の通りです。
- 時刻の読み方: 時と分を「時」「分」の順に読みます。例:3:15 → “three fifteen”
- 午前・午後の区別: AM(ante meridiem)で午前、PM(post meridiem)で午後を表します。口語ではしばしば付け加えられます。例:3:15 PM → “three fifteen PM”
- 分の読み方:
- 0分の場合は「o’clock」を使う:3:00 → “three o’clock”
- 10分未満の数字は「o」を付けて読むことも:3:05 → “three oh five”
- 15分、30分、45分は特別な言い方もある:
- 15分 → “quarter past three”(3時15分)
- 30分 → “half past three”(3時30分)
- 45分 → “quarter to four”(3時45分、4時まであと15分)
24時間制の時間の言い方
24時間制は主に軍事、鉄道、航空などの分野で使われます。0時から23時までの数字で時間を表現します。
- 例:13:00 → “thirteen hundred hours”(軍事表現)または単純に “thirteen o’clock”
- 日常会話ではあまり使われませんが、公式な場面やスケジュールで重要です
時間を表す際の重要な表現とフレーズ
時間を伝える際には、単に数字を言うだけでなく、様々な表現やフレーズを使いこなすことで、より自然で豊かなコミュニケーションが可能になります。
「〜時ちょうど」を表す表現
- “It’s three o’clock.”(3時ちょうどです)
- “The meeting starts at five o’clock sharp.”(会議は5時ちょうどに始まります)
「〜分過ぎ」を表す表現
15分、20分などの「〜分過ぎ」は以下のように言います。
- “It’s ten past four.”(4時10分)
- “It’s twenty past six.”(6時20分)
「〜分前」を表す表現
45分や50分など「〜分前」は、次の時間に対しての「〜分前」として表現します。
- “It’s quarter to seven.”(6時45分)
- “It’s ten to nine.”(8時50分)
「午前」「午後」を口語で表す方法
ネイティブは時間を言うとき、文脈で午前・午後が分かる場合、AM/PMを省略することもあります。特に「in the morning」「in the afternoon」「in the evening」「at night」などを使い分けることも重要です。
- “I’ll meet you at 7 in the evening.”(夕方7時に会いましょう)
- “She wakes up at 6 in the morning.”(彼女は朝6時に起きます)
時間表現の応用:日常会話で使えるフレーズ
英語で時間を伝える際、単に数字を言うだけでなく、自然な会話表現を覚えるとよりスムーズです。
約束や予定を伝えるフレーズ
- “Let’s meet at around 3.”(3時ごろに会いましょう)
- “The train arrives at about 10:30.”(電車は10時30分ごろに到着します)
- “I’ll be there by 5.”(5時までにはそこに着きます)
時間の問い合わせ・確認をするフレーズ
- “What time is it now?”(今何時ですか?)
- “Do you know when the meeting starts?”(会議は何時に始まるか知っていますか?)
- “Is it morning or afternoon now?”(今は午前ですか、午後ですか?)
時間の言い方で気をつけたいポイントとよくある間違い
英語で時間を話す際に注意すべきポイントを押さえることで、誤解を防ぎ、より正確なコミュニケーションが可能になります。
AMとPMの混同に注意
午前と午後を間違えやすいので、特にビジネスや予約の際は必ずAMかPMかを明確に伝えましょう。例:「7時」と言っただけでは朝か夜か分からないため、”7 AM” または “7 PM” と指定しましょう。
「quarter past」と「quarter to」の使い分け
「quarter past」は「〜時15分過ぎ」、「quarter to」は「〜時45分前」を意味します。これらの使い分けを間違えると、時間が30分もずれてしまうため注意が必要です。
「o’clock」の使用場面
「o’clock」は「ちょうど〜時」を表しますが、分がある場合は使いません。例:「3時ちょうど」は “three o’clock”、しかし「3時10分」は “three ten” または “ten past three” と言います。
Talkpalを使った英語の時間表現の効果的な学習法
オンライン言語学習プラットフォームのTalkpalは、実際のネイティブスピーカーとリアルタイムで会話練習ができるため、時間の言い方を自然に身につけるのに最適です。
- 実践的な会話練習:時間を尋ねたり、約束を取り付けたりするロールプレイでスキルを磨けます。
- フィードバック機能:発音や表現の間違いを即座に指摘してもらい、修正可能です。
- 多様な教材:時間に関するフレーズや状況別の会話例が豊富に用意されており、段階的に学べます。
- 好きな時間に学習可能:忙しい人でも自分のペースで継続しやすい環境が整っています。
Talkpalでの学習を通じて、時間の表現に自信が持てるようになり、実際の会話でもスムーズに対応できるでしょう。
まとめ
英語での時間の言い方は、12時間制と24時間制の理解から始まり、様々な表現方法やフレーズを覚えることが重要です。特に「quarter past」「quarter to」などの慣用表現やAM/PMの使い分けに注意しましょう。日常会話やビジネスシーンで正確に時間を伝えることで、コミュニケーションの質が格段に向上します。また、Talkpalのようなオンラインプラットフォームを活用すれば、実践的な会話力を無理なく身につけることが可能です。時間の表現をマスターして、英語でのコミュニケーションをより豊かにしましょう。